RONIN
![]() | RONIN (ベストヒット・セレクション) (2007/11/21) ロバート・デ・ニーロ 商品詳細を見る |
そんなわけで「RONIN」です。前回「ミッション:インポッシブル3」でマクガなんちゃらの話をしたので、ついでにこの映画の感想も書きます。たぶんしばらくはこんな感じで数珠つなぎになっていくと思います。
これはちゃんと劇場で観ました。それもかなり期待して。予告を観たときにこれは絶対面白いと確信したからです。何といってもロバート・デ・ニーロにジャン・レノ、そして監督がジョン・フランケンハイマーとくればつまらないわけがありません。さらにカーアクションが目玉とのことで、70年代映画好きとしては期待大だったわけです。
で観てみると、やっぱり最高でした(つまらなかったと言うのを期待してた人ゴメン)。びっくりしたのは予告で見せていたバズーカ砲のシーンがえらく早い段階で出てきたこと。クライマックスかと思いきや、あれはカーアクション開始の合図でしかなかったのです。もの凄い贅沢な使い方です。
肝心のカーアクションは実に見ごたえがあります。最近流行の早いカットつなぎによるPV的な演出でなく、じっくりと落ち着いた編集です。それでいて、ちゃんとギアをチェンジする手元をインサートするなど、こだわっています。やはりこれは70年代風の演出ですね。
デ・ニーロとジャン・レノは完全に味方であるため演技合戦という雰囲気はありません。ちょっと残念だったかもしれません。しかしデ・ニーロの運転中の表情はかなりの傑作ですので注目です。
映画は裏切り裏切りどんでん返しの連続でよくわからないうちにラストのカーチェイスになり、ダイアナ妃が事故ったトンネルを抜けて、アクション映画史上でも上位にランクするほどの高速逆走シーンを見せます。で、正直言うと、この映画が面白かったのはここまで。このカーチェイスが終わっても、まだ映画が終わらないことに多少驚きつつ、さらに観ていくとたいした見せ場も無くぐだぐだとしたモブシーンのあと悪い奴が撃たれて、めでたしめでたしで終わります(ただし止めの一発を撃つときのジャン・レノへのズームはカッコいい)。あ、あとこのタイトルの由来が劇中で明かされたとき、大抵の人はずっこけるみたいですが、私は大丈夫でした。こういうの結構好きです。
そんなわけで何が言いたかったかというと、カバンはマクガフィンにならねえよ! ということでした。



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