生まれてから今まで観てきた映画全部

タイトル通り、生まれてから今まで観てきた映画全部についての感想を述べたいと思います。

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ウルフガー

Author:ウルフガー
業界の末端に携わっている映画好きです。名前の由来は「ナイトホークス」より、ルトガー・ハウアー扮するテロリストから勝手に頂きました。

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ルパン三世 カリオストロの城

ルパン三世 - カリオストロの城 ルパン三世 - カリオストロの城
(2001/04/26)
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
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正直TV版の「ルパン三世」というのは最初のシリーズこそ好きだったのですが、セカンドシーズンが観れば観るほど(私的には)ちょっとついていけなくなり、どんどん興味がなくなって行きました。この「ルパン三世 カリオストロの城」はそんな時期に劇場公開したものですから、全く観に行こうという気が起こらず、スルーしたのです。

初めて観たのは例によって水曜ロードショーです。いや、すでに金曜ロードショーだったかも知れません。そこで放送したのをビデオに録画して、私はちょうど風邪をひいて学校を休んだ時、母が買ってきたタカラブネのシュークリームか何かを食べながら優雅に観たと思います。

いやー、とにかく理屈抜きに面白かったですねー。全く期待していなかったというのもあるのですが、ルパンだという意識は全くなく、こういう一つの冒険映画として観ました。ルパンに対する思い入れもありませんでしたし。当時宮崎駿さんという監督についてもほとんど知識はありませんでしたので、純粋に作品が面白かったということしか頭にありませんでした。ある意味幸せな時代だったのかも知れません。

何が面白かったと言うと、私はこの作品のアクション、アニメならではの動きに惹かれました。今でこそ、脚本があまりに行き当たりばったりだと思うものの、当時はアクションの素晴しさに誤摩化されて全く気がつきませんでした。いや、今でもストーリーなんてどうでもいいです。ルパンが暴れてくれればそれでいいのです。

そんなわけでメッセージ性も何も無く、原作のハードな面もなく、その点で微妙な評価を受けることも時折あるこの映画ですが、私はそういうところが好きで、今でも頭を空っぽにして繰り返し観ることがあります。何度観ても飽きない映画の一つだと思います。

ポルノ時代劇 忘八武士道



24日の午後11時27分、肺炎のため、丹波哲郎さんが還らぬ人となりました。ご冥福をお祈りいたします。

さてブログを始めて一ヶ月、いろいろな映画の感想を書いてきましたが、丹波さんの出演作は、と見てみたら「ノストラダムスの大予言」だけではありませんか。これではいけません。ということで丹波哲郎さんの代表作「ポルノ時代劇 忘八武士道」です。これはビデオで観ました。そして数年後に名画座でやっているのを劇場で観ました。監督は石井輝男さんです。原作は小池一夫さんです。日本映画が好きな方なら、このメンツを見ただけで、大体どんな映画か想像がつくと思います。そして恐らくその想像は当たっています。ただし映画では10倍に増幅されています。

丹波哲郎扮する主人公は明日死能(あす・しのう)という名の浪人です。本当にこういう名前なのです。ふざけているわけではありません。その死能がひょんなことから忘八者たちに助けられます。忘八者とは、外道の道にいきる輩のことで、人間に大切な八つの心を忘れていることからそう呼ばれています。で、死能もどうせ明日はない身、忘八者の仲間になることにします。そのためには八つの心を忘れねばなりません。この辺りの試験というか試練が何ともエログロナンセンスで石井輝男タッチです。

しかし映画はこんなことでは収まりません。やっぱり忘八者は性に合わないと思った死能。しかし吉原をめぐって大規模な争いが起こり、忍者は出てくるわ、女忘八者は出てきて、裸になって転がって火を消すわで、なんだかよく分からないうちに死能は忘八者たちにとって邪魔になり、阿片漬けにされてしまいます。

そしてついに最後のクライマックス、伝説となっている大スプラッタチャンバラが始まります。阿片で意識が朦朧としながらも、もともと命の惜しくない死能です。忘八者を相手に斬って斬って斬りまくります。血が飛び、腕が飛び、首が飛び、あまりの残虐ぶりに、逆に爽快感がわいてきます。アクションがどうという問題でなく、何と言うのでしょう、とにかくカタルシスがあります。これに匹敵するのは「ワイルドバンチ」のラストくらいではないかと思うのですがどうでしょう。さらにラストカット。雪が舞い、今までの殺戮からは信じられないくらい美しい映像で、この映画は幕を閉じます。

私はこの映画は丹波哲郎さんの代表作と言いましたが、やはりこれは知られざる名作のままにして置きたい、そんな気もしてきました。しかしこういう物が見られないと、「大霊界」とかのイメージになってしまうわけで、確かに本人的には満足なのでしょうけど、我々丹波ファンからすると少し複雑な気もします。

ルパン三世 念力珍作戦

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モンキー・パンチ (2004/05/28)
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ノストラダムスの大予言」の項で公約した通り「ルパン三世 念力珍作戦」です。と記事を書こうとして気付いたのですが、実はこの映画のことはほとんど覚えていません。全部観たはずなのですが、断片的な記憶しかないのです。そんな状態で果たして「観た」と言えるのかどうか疑問ですが、ちょっとその断片的な記憶を挙げていきましょう。ひょっとしたら私の脳内で作り上げているだけのシーンがあるかもしれません。その時は「そういうことってあるよね」と笑って許して下さい。

まず主役が目黒祐樹さんです。あまり記憶にありません。ルパンか? と言われれば、どうだろう、という感じはします。では、誰ならいいか? と聞かれても答えることはできません。田中邦衛さんの次元も面白いのですが、次元かと言われれば微妙です。では不二子は…、とやっていくのは、あまりに不毛な行為でしょう。原作との違いを重箱の隅をつつくように観ても面白くありません。もう別物と割り切って観るのがこの映画の楽しみ方だと思います。ほとんど覚えていない私が言うのも何ですが。

なんか崖の上の家に不二子ちゃんがいて、ルパンがバイクに乗って助けにきて、それで家が崖の上で傾いて、中の二人があっちに行ったりこっちに行ったりします。そんなシーン無かったよ、ということならすみません。あとバキュームカーで宝石か何かを盗もうとして、そのホースを警官隊とルパン一行が綱引きみたいに引っ張り合ってた記憶があります。ぶっちゃけ覚えているのはこのくらいです。人間の記憶なんてあてにならないものですね。で、面白かったのかどうかと言うと、当時幼かった私が観ても、何かくどくて、とっつきにくい映画だな、という感じでした。それでもこれだけのシーンを覚えているのだから、楽しんだのかもしれません。

それでちょっと経ってからこの映画もテレビ放送されたのですが、確か休日のお昼にやったと思うのですが、私と兄がそれを観ると言い出して、その日に計画していた映画「女王蜂」を観に行くという家族の予定を狂わせてしまい、母が大いに怒っていた記憶があります。今思い出しました。それほどまでにしてテレビ放送を観たはずなのに、やはり前述の記憶しかないとは、私はちょっと記憶障害だったのかもしれません。

それで「女王蜂」は結局今に至るまで観ていなかったりします。
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